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地盤調査はいつからできるの?そのタイミングは???

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2011年から工務店運営をしています。SNSやメルマガで情報発信の傍らボチボチと更新している個人ブログ。内容はすべて個人的見解です。 趣味:ネットサーフィン、カメラ、、キャンプ、バイク、旅行。

家を検討して行くにつれて悩みや、「ん?何それ?」っていう事はたくさん増えていきます。その中で結構重要な問題が「地盤」ですね。

いくら家を頑丈にして耐震等級3にしたとしても、その家を建てる地面が緩いとそのまま家が傾いてしまう可能性も十分あります。

ですので耐震を考える上で地盤の事も少し気にしておかないといけない大変な目にあいます。

そこでよくあるご質問なのですが、

地盤調査っていつからできるんですか?土地を契約前にしたいのですが?。

tatekoさん

と聞かれます。今回は、その地盤調査の方法や結果の受け取り方を、ご説明していきます。

 

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地盤調査はいつからできるのでしょうか?そのタイミングはいつなのか?

地盤調査が出来るタイミングは、このような感じです。

 

・土地を契約した後、建物プランと配置が決まってから

・土地を契約した後、お願いをして土地残金支払の決済前

・建て替えの場合は更地にしたあと

 

 

一つずつ説明していきます。

 

土地を契約した後、建物プランと配置が決まってから

地盤調査は、土地を契約した後、建物プランと配置が決まってから出来ます。注意しなければいけないのは、土地を契約する前には地盤調査はさせてもらえない事がほとんどだということです。土地を購入して、建物をその場所に建てる場合に、必ず行わなければいけないのが、地盤調査ですが、土地の契約前に地盤調査を行う事は出来ません。

 

また、地盤調査の目的は、建物を立てる上でその地盤にきちんとした強度があるかどうか?なので、どのような建物をどのような配置で立てるつもりなのか?のプランが無ければ、地盤調査は出来ないでしょう。

 

土地を契約した後、お願いをして土地残金支払の決済前

地盤調査は、土地を契約して土地代金の決済後に行うのが通常ですが、地主によっては、土地代金支払い前に行わせてくれる場合もあります

。ただ、こちらから提案を行わなければ、地主側から勧めてくることはないでしょうから、出来るだけ早期の地盤調査を行いたい旨を伝えましょう。交渉次第では、支払い前にさせてくれるケースもあります。

 

建て替えの場合は更地にしたあと

もしあなたが、建物を今の土地に立て替えたいのであれば、そのタイミングで地盤調査を行う事は可能です。

ただし、建て替える予定の建物が一度撤去され、更地になった状態でなければ、地盤調査を行うことは出来ません。事前に地盤調査を行ってほしい旨を、業者に伝え、然るべきタイミングで地盤調査を行いましょう。

 

地盤調査の結果はいつわかる?

地盤調査の結果は、1日から3日程度で分かります。

ただし、これは「スウェーデン式」と呼ばれる方法を用いた場合です。スウェーデン式とは、ドリルに棒を取り付け地盤に差し込み、回転させて地盤の強度を調べる方法です。スウェーデン式の特徴は、「短期間で調査を行うことが出来る」ということと、「結果が1日~3日の短い期間で分かる」ということです。

ただし、デメリットもあって、地中に物が埋まっていると出来ないケースもあります。それでも、スウェーデン式の様に、すぐに出来て、すぐに結果が分かる調査は、有効的に活用しやすいです。

 

地盤調査の結果を踏まえ、改良をすることもあるの?

 

地盤調査の結果次第では、その土地を改良する事もあります。もちろんその場合には、改良するための費用が新たに発生することになるでしょう。

主な改良の工法としては、

 

表面改良工法

柱状改良工法

鋼管杭工法

 

などの工法があります。

 

表面改良工法は、2日程度の短い期間で施工が完了しますが、2m以内の浅い地盤しか、改良することが出来ません。

柱状改良工法は、主に住居用の住宅で使われる工法です。

こちらも3日程度の短期間で完了します。ただし、8mの深さまでしか施工をすることが出来ません。また、一度施工をしてしまうと、現状復旧を行う事も出来ないデメリットがあります。

 

鋼管杭工法は、マンションなど大型の建物を建てる際に用いられる工法です。

こちらも2日程度の期間で完了させることが出来ます。

しかも、一度施工をしてしまっても、再度現状復旧を行える工法になります。さらに、30mの深さまで施工を行うことが出来るので、かなり強固な工法です。ただし、深いところまで掘り下げていくため、大型の重機の出入りが必要です。近隣の住民に迷惑をかけてしまう事もあるでしょう。

 

地盤調査は雨でもやるの?

雨の日でも地盤調査を行う事は可能です。

ただし、スウェーデン式で地盤調査を行う場合は、雨で土地がぬかるんでいる状態で行うので、多少の注意が必要です。

鉛直性が確保できない、あるいは回転力に抵抗するための反力を十分に得られない、などしっかりした足場が確保できない弊害が出る恐れもあります。

ただ、そういった事例は、「梅雨の長雨時期」「秋の長雨時期」を覗いてあまりないケースなので、基本的には雨の日でも地盤調査は出来ます。

 

地盤調査は結局いつしたらよいのか?

 

地盤調査を行うべき日は、「土地の契約をした後」がベストです。では、一方で土地を契約する前に出来ないのか?と言われると、法律上は出来ないことはありません。ただし、そこの地主、不動産屋がOKを出してくれなければ、することは出来ないでしょう。どのように、話を進めていくのかは、あなたのテクニック次第かもしれません。

 

土地の契約を行った後、支払いの前にさせてくれる地主もいれば、支払いが行われないとさせてくれない地主もいます。そこも、交渉次第でかなり変わって来るので、きちんと話し合いを行ってみましょう。ただ、一つ言えることは、「必ず建物を建てる前には、地盤調査をしなければいけない」ということです。

 

そこの土地に、建物の重量に耐えられるだけの地盤があるのか?を調べることは平成12年に改正された建築基準法で義務化され、定められています。その土地に十分な強度が無ければ、前述したような、改良工事を行い、土地の強度を高めなければいけません。

 

雨の日でも地盤調査を行う事は可能ですが、地面のぬかるみなどの状況を加味すると、晴れた日に行うのが賢明でしょう。ただ、そういっても、梅雨時期や秋の長雨時期に雨が止む日は少ないでしょうから、必要であれば、雨の日にも地盤調査を行うべきです。施工予定の日に間に合わなければ、工事のスケジュールはどんどん遅れてしまいます。きちんと、業者とスケジュールの打ち合わせを行い、地盤調査をするようにしましょう。

 

地盤調査のセカンドオピニオンってあるけど頼むと改良工事不要になることもあるの?

後、他にもよく聞かれる質問で。【地盤調査のセカンドオピニオンはどう思いますか?】って聞かれる事もあります。セカンドオピニオンとは、1社だけに調査してもらうのではなく、複数の業者に調査をしてもらうことです。ただ、今回はセカンドオピニオンのことをお話するのは、やめておきます。また違うブログで!!!

 

まとめ:建物を立てることになったら、適切な方法で地盤調査を行おう!

建物を建てる際に、地盤調査を行う事は建築基準法で義務化されています。今回お話した、スウェーデン式のように簡単に数日で地盤調査を行う方法もあります。結果も1日から3日ですぐに分かり、改良工事の必要があるのかどうかも、その時点で分かるでしょう。改良工事も、あなたが建てたい建物に相応しい方法を選ぶことが出来ます。

 

ただし、いずれの場合にしても、その土地にどんな建物を建てたいのか?そのプランをハッキリとさせ、地主や不動産屋の了解を得なければ、地盤調査に移る事は出来ません。代金の支払い前に、調査を行わせてくれる場合もありますが、契約をし、支払いが行われた後に調査をするのが一番いい方法でしょう。

 

建物を建て始めて、後からトラブルを招かないように、地主や不動産屋ときっちり打ち合わせをしておくことが、とても重要になります。今回お話したような内容をよく加味し、きちんとした方法で、地盤調査を行ってみてください。

 

 

 


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