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上棟前に柱が濡れてしまったけど大丈夫?

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2011年から工務店運営をしています。SNSやメルマガで情報発信の傍らボチボチと更新している個人ブログ。内容はすべて個人的見解です。 趣味:ネットサーフィン、カメラ、、キャンプ、バイク、旅行。

先日こんな質問が届きました↓

梅雨時期になるとこの質問がよくきます。

結論から書くと【問題ありません】

もちろんすべて問題ありませんという事ではありません^^

皆さん心配ですよね。

・わざわざ雨の多い時に上棟するな。

・梅雨時期に上棟するのはありえない。

などとという声はよく言われました。

では実際はどうなのか?少し深掘り解説していきたいと思います。

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上棟前に柱が濡れてしまったけど大丈夫?

昔、上棟日は梅雨時期にはしない。というのが通例でしたが現在の日本の住宅は時期関係なく上棟時期を設定します。

その昔は大工さんがコツコツ現場で柱を加工していた時は「1本目の柱を建てる→屋根が掛かる(棟があがる)」までずいぶん日数がかかっていましたので屋根が掛かって雨仕舞が出来るでの期間が長いので雨の心配をしていました。

でも現代は違いますね。

多くの会社は現場で柱を刻むのではなく予め工場でほとんどの柱は加工されています。
「プレカット」って業界では言います。

材木屋さんがプレカット工場に納材して機械制御された状態ですべて加工されていますので、現場に搬入された時点では基本的には大工さん組み立てる作業をする事が主な仕事になります。

上棟は何日で終わる?

 

なので昔は棟が上がるまでは随分時間がかかっていましたが今は問題なしです。ほぼ1日で屋根の形がわかり、屋根に防水シート(ルーフィング)を設置して終わりになります。

少し複雑なお家になると一日では難しい事もありますので2日ぐらい予定しています。

要は梅雨時期はある程度「1日又2日」ぐらいを目処に雨が降っても問題ない程度まで工事が進みます。

梅雨時期でもその日1日、又は2日間の天気の具合を確認してから「上棟をするか?中止するのか?」を決定しています。

これが最近の上棟事情です。

上棟前に現場に搬入された木材が濡れた!大丈夫

現場の段取りに寄っては決められた上棟日より少し前倒しで現場には上棟日当日に建てる柱や材料が事前に現場搬入する段取りをするのが一般的です。

当日の朝の配送では間に合いませんので。

ではこの材料が濡れても大丈夫なのか?

という事ですが、現場に搬入された構造材などビニールシートに覆われている事が多いと思います。そして現場搬入された際にブルーシートでしっかりと養生された状態で置かれていると思います。

きっとここまでどこの会社でもやってると思います。

しかし、場合によってはそのブルーシートの養生が甘く風で煽られて飛んでいったり、何かの拍子に雨に濡れてしまう事もあったりします。

自然の摂理には虚しくなる時があります※大げさ

木材が雨に濡れたしまった!その時は?

正直雨に濡れるよりは濡れないほうが良いです、当たり前の話ですが。

でもどうしても心配になりますよね!

中には「全部材料を交換させてやった!」っていうオーナー様もネット上ではちらほら・・・苦笑

しかし、正直ここまではやりすぎだと感じます※個人的見解

例えば現場管理が悪く、「何の養生もしていない」「雨にずっと養生なしでむき出しで濡れている」などと言う場合は話が別です。

 

その時は少しその建築会社さんを疑いましょう・・・。今後が不安です。

 

【では濡れた時の対処は?】

・濡れっぱなしはやっぱりよくありませんのでしっかりよ養生してもらいましょう
・心配であれば含水率をしっかり確認してもらいましょう
・床合板や屋根合板は雨に弱いので濡れらたしっっかりと拭き取って乾かしましょう
・防蟻処理としてホウ酸を使用している場合は要注意です。雨に弱いので確認しておきましょう

こんな感じで慌てずに対処する事が大切です。

雨の日の上棟、上棟中に突然雨が降って来た!

こちらもよくあります。

基本的には確実に前日に「天気予報が雨」の時は事前に相談して中止する事をオススメしています。

雨が降っていると自木材の心配もありますが、高所で作業する大工さんも心配になります。

なので基本的に明らかに雨が降るとわかっているいる場合は上棟日を延期した方が無難です。
オーナー様は「上棟日に合わせて無理やり有給を使って休んだのに!」という方も多いです苦笑。

しかし、現場で事故があってからで遅いので施工者さんに従っておきましょう。

後は、突然の雨という事もあります。

その場合は、パラパラし始めた時点で工事を一旦とめて雨養生をする為にブルーシートをかけ直して雨をやり過ごす事もあります。

通り雨だという事であれば休憩がてら手を止めて雨雲が流れるのを待ちます。

この【通り雨程度】の雨量だとすでに建ててしまってる構造材はほぼ気にする必要はありません。

 

もちろんこの後養生もせずに2日、3日雨ざらしは問題がありますが。

雨が上がれば天気予報を見ながら切りの良いところまで終わらましょう。
この時点で屋根の野地板がビショビショあれば一旦雨養生でブルーシートを掛けて、後日しっかり乾かしてからルーフィングが良いと思います。

乾燥させてからルーフィングを施工してもらいましょう。

梅雨時期の上棟ではなくおすすめの季節はあるのか?

 
結論から書くと「ありません」

いつでも大丈夫です。大工さんが一から現場で手刻みをしてる昔ながらの建て方であれば梅雨時期は外したほうが良いと思いますがプレカットで納品されるお家であれば梅雨時期関係なく「当日の雨」を心配しましょう。

あ、でもどちからというと・・・

上棟は台風の時の方が注意が必要

上棟時は台風もやっかいです。

まず上棟日前にはかならず仮設足場を建てます。仮設足場にはネットが貼ってありますが、このネットをはったままだと台風が来たら風に煽られてネットをたたまないといけません。

台風予報が来る度に仮設足場屋さんはてんてこ舞いになっています。

次に横殴りの雨ですね。いくら養生をしても横殴りの台風雨は工事中の家の中に入って来ます。
こまったもんです。

梅雨時期のシトシト降る雨より、台風時期の豪雨の方が面倒だったりします。上棟が終わってると現場には他の材料がどんどん搬入されていきます。多少雨に濡れても問題ない材料が多いのですがオーナー様は心配になりますので。

しかし自然の摂理はに虚しくなる時があります※2回目

【結論】柱が雨に濡れても大丈夫ですし、梅雨時期に上棟しても大丈夫です。ただし・・・

確かに木材濡れると色々気になる事もありますがまとめると以下の通りだと思っています。

まとめ▼

・雨に濡れても大丈夫ですが、すぐに対処してもらいましょう。
・梅雨時期に上棟しても大丈夫です。ただし当日の雨はやはり現場管理の問題から避けたい
・急な雨でも慌てずに対処してもれば大丈夫。少し濡れたぐらいでは何ともありません。
・現場に事前に搬入された材料の雨仕舞が悪い時や気になる時は連絡して対処してもらっておきましょう。塗れないに越した事はありません。

ご質問者の会社が大丈夫というのはあながちウソではありませんが、その後。念の為乾燥させるなり、養生をし直してもらうなりの対処はしてもらう事だと思います。※対処してくれてると思いますが。

ご参考に。

 

参考ブログを掲載しておきます。引用元:住まいの水先案内人

http://www.ads-network.co.jp/zairyo-kouji/15.htm

■雨に濡れるのが心配 】長雨が続いたり、梅雨時になると上棟中の建物が雨に濡れてしまい、木材が腐りはしないかと非常に心配される方が多いです。大丈夫ですょ。といってもなかなか安心できない人が多いですから、このサイトでは実験を行ってみました。 引用元:住まいの水先案内人

ちなみに我が家の上棟は10年前?の9月でしたが朝から小雨で、終わる頃には土砂降りでした笑。でもなんともありませんm(_ _)m


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