太陽光発電はやめたほうがいい。何故オススメしないのか?
先日こんな質問がありました↓
変わっていません^^ #peing #質問箱 https://t.co/pf3lV58mIH
— クオホーム🏡住宅選びの教科書 (@quohome) 2019年7月9日
動画は3年前にアップされたものですが今でも動画の内容とお考えは変わらないでしょうか?
一条工務店さんやセキスイハイムさんなど今でも太陽光をオススメする大手ハウスメーカーさんも多いです。
もし今から太陽光を載せるとしたら反対されますでしょうか?ご意見あれば教えて欲しいと思います。よろしくおねがいします
この太陽光発電はやめたほうがいいと回答したツイートはこちら↓
必ずしも太陽光はダメというわけではありませんが、「一つの投資」として考えると投機は終わっています。仮に載せるとしたらいくつか注意点はありますが・・・#太陽光発電#投資#投機#注意点はまた解説します#太陽光に関する内容は賛否が分かれる https://t.co/nMyV6ouGaq
— クオホーム🏡住宅選びの教科書 (@quohome) 2019年7月9日
「一つの投資」として考えると投機は終わっています。
仮に載せるとしたらいくつか注意点はありますが・・・
太陽光に関する質問は良く届きますし、来場されたオーナー様からもよく質問があります。
「ハウスメーカーは太陽光発電は標準だと言われた」
「太陽光発電の蓄電池はどうですか?」など色々ご質問があります。
結論から言うと
「太陽光発電はやめたほうがいい」という事でオススメしない。
とう事になります。
太陽光発電はやめたほういい。その理由について少し解説していきたいと思います。
目次
太陽光発電はやめたほうがいい。何故オススメしないのか?
ただし、絶対と言うわけでありません。もし太陽光発電を載せる時の注意点がありますのでそれについて少し深掘りしたいと思います。
太陽光発電をやめたほうがいい。といいながらも絶対にオススメしないわけでもありません。
条件的にしっかりと考えていただくポイントは3つあります。
家の性能をしっかりと確保してそもそも電気代が安くなるような家にする
売電をしっかりとする為には家の性能自体をしっかりとあげておかないと勿体無い話です。
4、5年前には、建売住宅に太陽光を搭載した家が現れました。しかも家の価格はかなりお安く設定されていたためエンドユーザーには非常にウケがよく、土地と建物と太陽光発電が建売ながらでも搭載されていたので爆発的に売れていきました。
しかし、私は傍からみて心配でしたね。家自体の性能が担保されていない、気密施工はもちろんされていない家では冷暖房効率が悪い家になっている可能性87%です笑
そうなると冷暖房に掛かる電気代が非常に多いので結局普段の電気代が高い家になってしまいます。
売電する電気が想定より少なくなる可能性があります。
建売住宅に限らず「家の性能は気にせずに太陽光発電を搭載する」これが大問題です。
バケツに穴が開いた状態(性能が悪い家)で一生懸命に水を入れる(電気を入れる)行為を想像してみましょう。
非常に効率が悪いですよね。
なので「しっかりと家の性能を高性能に担保しながら太陽光発電は搭載する」これがまずひとつポイントです。
太陽光発電は投資として考えると10年後は自分たちの家の電気代をまかなえるぐらいのキロ数にしておく。
次は「10年後の買取がなくなくなっても良いように自分たちの家の電気代をまかなえるぐらいの搭載キロ数にしておく」
これ重要な考え方です。
現在は搭載キロ数が10キロ以下だと買取保証は10年しかありません。しかし太陽光発電の販売会社のっシュミレーションは投資として10年ではまだマイナスの計算だと思います。
あくまでも皆さんの当面目先の太陽光発電を搭載する目的は「投資」です。
綺麗事ではなく太陽光発電を搭載して投資として「損する事なく儲かるのか?」が大事だという事です。
太陽光発電は投資として考えると10年目以降のリスクを考える
これを忘れては行けないところだと思います。
太陽光発電投資をしてリスクを考えると、リスクが訪れるのは10年後です。2019年現在は10年買取保証が終了しても7円〜で買取り保証はあります。しかし、10年前の買取価格は40円を超えており、その時のシュミレーションは恐らく10円以下ではなかった人がほとんどです。
「悪くても20円(半分)」で買取してくれるというシュミレーションをしてる販売会社が多かったと思います。
そう考えると2019年現在から搭載する方は「10年には買取していない」と言われても文句は言えない状況になっています。
なので10年後に買取をやめられたとしても余計な発電をしないように「自分の家の電気代をまかなえるキロ数に抑えておく」という事が大切では?と思います。
目安として4キロ〜5キロぐらいですね。
これ以上搭載すると無駄に廃棄する電気になる可能性がありますのでリスクヘッジをする事を考える事がとても重要ですのでご注意ください。
又はもうそこを飛び越えて10キロ以上を搭載して20年買取保証を狙うか?です。
ただし10キロ以上搭載すると言うことはそれなりに初期投資が大きくなりますのでしっかりとシュミレーションする必要があると思います。個人住宅では余りオススメはしませんが。搭載の仕方に寄っては太陽光発電より屋根のメンテナスが近いウチにやってくるというリスクもありますので。
・太陽光発電を住宅ローンに入れれてはいけない。余剰資金で搭載する。
建築会社に寄っては太陽光発電を住宅ローンの中になにも考えずに入れる事があります。建築費用の総額見積りに太陽光発電が計上されている事もあります。その費用を住宅ローンの中に入れるのは愚の骨頂です。
基本的には太陽光発電は住宅ローン又はローンを組んでまで搭載するものではありません。あくまでも家計の中の余剰資金で搭載するのが正解です。
何度もお伝えしていますが「太陽光発電は投資」です。
太陽光発電をローンで搭載するという事は
「不動産投資を銀行から融資を受けて始める」
これと一緒です。
そう考えると「辞めますよね?」
何か「太陽光発電」と聞くと「電気代がかからなくなる」「災害時に役に立つ」などという安易な考えて搭載してしまいます。しかもお金がなければローンを組んでまで搭載してしまいます。
これが間違いです。
太陽光発電とはいえどあくまでも「投資」です。余剰資金の範囲検討するのが正解だと思います。
家を建てる資金とは別に銀行口座にお金がたっぷり残っていて運用先がなく銀行にただおいておくだけだったり、ほぼほぼ金利がつかない定期預金に入れるのなら「太陽光発電投資」を検討するという事です。
その時に「株式投資」や「不動産投資」「太陽光発電投資」などこれらはあくまでも横並びの「投資」だという認識はしっかりと持っておきましょう。
太陽光発電はやめておいたほうがいいと言う事「リスクもしっかりと考える」
太陽光発電は何か「良いことをしてる」感が先に出てしまいますが、基本的には太陽光発電は「投資」だという事をしっかりと意識しておきましょう。
それを踏また上でどうしても太陽光発電を搭載したいという方の為のまとめると・・・
ここらあたりは最低限押さえておく事でしょう。
太陽光パネルの廃棄費用まで考えてますか
後は太陽光パネルの廃棄までのガイドラインが不明だというのは結構不確定要素だと感じています。
ここに関しては別のブログにて解説していますのでまたご確認下さい。
「太陽光発電はやめておいたほうがいい」動画でも解説しています。
動画の内容は以下です。
太陽光についてのご質問も非常に多くて、太陽光載せたいんですけどもクオホームさんは太陽光を載せるのを薦めていないということをブログで読んだんですけども、それの詳しいお話を聞きたいということで2、3ご質問をいただきましたので、それについて解説していきたいと思います。
基本的に今太陽光の方が普及がかなり大変多くなりすぎて、買取価格がどんどん下がっているっていうのは皆さんご存じかとは思うんですけども、基本的に太陽光は10キロ以下載せると買取価格の保証、買取の保証が10年間は付いてるんですけども、10年目以降、11年目からどうなるのかというのがまだ決まっていない状態なんですね。
なので11年目以降は太陽光で発電した電気を電力会社が買い取ってくれる保証っていうのは、今のところ一切無いんですね。
で、太陽光を載せるっていうことは皆さん何を思って載せるかというと、基本的にやっぱり投資という考え方で載せられると思います。
太陽光を載せて元が取れるのが12、3年後とかだと思うんですけども、10年後、12、3年後、多分10年は過ぎると思うんですね。
で、その10年後に元が取れるかどうかを計算してるということは、あくまでも投資という考え方だと思います。
ということは私からすると、太陽光を載せるのに200万円かかるのと、今から株を買うのと、株式投資で200万、100万使うのと私から見ると同じような感覚なんですね。
なので太陽光は載せてもいいかなあっていうので、そういったお客さんにじゃあ株買ったらって言ったら嫌な顔されるっていうのは当たり前だと思うんですけども、言ってることは一緒なんですよね。
太陽光もあくまでも投資なので、株式とか株をしてくださいって言ってるわけではないんですけども、株をするのと太陽光載せるのは意味合い的には一緒だと思ってます。
ということはかなり率の悪い投資じゃないかなというふうに太陽光は今は思っていますので、正直あんまりお薦めしていないっていうところですね。
ただここからが大事で、今からもし載せるとしたら10年目以降太陽光の買取をもししないとなった場合でも、最低限自分たちの家の電気代がまかなえるぐらいの容量を載せるっていうのはアリかなというふうに思っています。
だいたいそれがおおむね一般家庭であると4キロから5キロぐらいまであれば、一般家庭の電力は昼間はまかなえるんじゃないかなというのがそれぐらいのキロ数になっていますので、マックス載せたとしてもそれぐらいで十分かなと思っています。
ただ11年目移行も夜はもしそうなった場合でも、夜はやっぱり電力を買わないといけなくなってきますので、そうなった時に大事になってくるうのはやっぱり皆さんご存じかと思うんですけども、蓄電ですね。
太陽光発電は蓄電がポイントになる理由は?
電気を貯めるという機能、蓄電っていう機能をしっかりできるのであれば、もっと載せてもいいかなと思うんですけども、現状ってまだ蓄電機能っていうのはイマイチ発達してないというか、出れないんですよね。
結構値段が高かったりしますし、容量もしれてたりします。
本来であれば多分おそらく蓄電機能っていうのはもっとできるはずなんですけども、これなんで出ないかっていうと単純に恐らく国からの圧力がかかってるというところだと思いますね。
そうすると電力会社さんが潰れてしまいますので、それではちょっと問題が出てきますので、恐らくそういった意味もあってイマイチいい商品を作っていない、恐らく技術的には確実に蓄電もできるはずだと思っています。
なんですけども、ここまでまだ出てきてないっていうのは恐らくそういった何かの嫌な力で裏から回ってるんじゃないかなというふうに推測しています。
でも、もしその蓄電機能が出てきてもっと安くで手に入るようになるんであれば、その時には4キロ〜5キロぐらいとかいうのは載せるのはアリかなと思っていますけども、そもそも性能の悪い家に太陽光載せても電気を無駄に使うだけになりますので、基本的にはまず家の性能を上げること。
言えばバケツにしっかり穴を塞いだ状態でそこに太陽電気を入れていくという形にしていかないと、バケツがあってここから水がどんどん穴が開いて出てる、要は断熱性能が悪い家にどんどん電気を入れても、電気代が膨らんでいくだけになってしまいます。
ですので、しっかりまず家の性能を底上げして、それから太陽光を載せるというのがまず基本になりますので、家の性能自体がそんなに良くないのに太陽光を載せても電気代が高く付くだけなのでもったいないですよね。
太陽光載せる前に、まずは基本的に家の性能を上げましょうというところ。
もし載せるとしても4キロから5キロぐらいで収めておきましょうというところは絶対だと思いますので、ちょっとこの辺を知っといていただけたらというふうに思います。
ご参考に。